知らなきゃ損!再就職手当をMAX受給するコツ

金銭術

こんにちは。とみなすです。

会社を辞める時に、不安だった「お金の心配」を軽くしてくれたのが、そう、あなたでした。

『 再就職手当 』

当時のことも織り交ぜならが、再就職手当をMAX受給するコツや申請の流れを書いてみますので、今後「会社を辞めたい」と思っている方の参考になれば幸いです〜

それではどうぞっ

再就職手当とは

再就職手当とは、雇用保険受給資格者が基本手当受給資格の決定を受けた後に、早期に安定した就業に就き、又は事業を開始した場合に支給することで、より早期の再就職を促進するための制度です。

仕事辞めても、次の仕事を積極的に探して、就職してくれたら手当を出しますよっというものですね。

※流れを、ざっくり絵にするとこんな感じです↓

とみなす
とみなす

7日間働かない?!?!

はい、7日間、働いてはいけないことが要件に含まれています。(笑)

以下、支給の要件です↓

  • 雇用保険の受給手続き後に7日間の待機期間を満了していること
    ※待機期間中に仕事等をしたことにより、失業の状態でなかった日や、失業の認定を受けていない日は待機期間に含まれませんのでご注意ください。
  • 就職日の前日までの失業の認定を受けた上で、基本手当の支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上あること
  • 離職前の事業所への再就職ではないこと。離職前の事業者と関わりがない事業所に就職していること
  • 待機期間満了後1ヶ月の期間内は、ハローワークまたは職業紹介事業者の紹介によって就職したものであること
  • 1年を超えて勤務することが確実であること
  • 雇用保険の被保険者となっていること
  • 過去3年以内に再就職手当または常用就職支度手当の支給を受けていないこと
  • 受給資格決定前から採用が内定していた事業主に雇用されたものでないこと
  • 再就職手当の支給決定日までに離職していないこと

以下、事業を開始する場合の要件です。

  • 事業を開始した日(準備開始日も含む)の前日までの認定を受けた上で、支給残日数が、所定給付日数の3分の1以上であること
  • 開始した事業により、受給期間内に雇用保険の被保険者となる者を雇い入れ、雇用保険の適用事業主となること。または1年を超えて、事業を安定的に行うことができると認められるものであること
  • 待機が経過した後に事業を開始(準備含む)していること
    ただし、給付制限を受けた場合は、待機終了後1ヶ月間は、事業を開始(準備含む)していないこと

申請関係ってほとんどが「何か・・難しそう。面倒くさい。よくわからない」ということで、気が進まないことも多いですが、安心してください!

最初の一歩を踏み出したら、後はスムーズに進められますので・・・!
受給出来るものは、最大値受給しておきましょう。

再就職手当をMAX受給するコツ

ずばり「申請が出来る期間になったら、すぐ申請すること」です!

上記要件をもとに、「自分はいつから申請できるんだろう?」と、予め逆算しておくと良いでしょう。
そのために、まずは全体の流れを把握します。

再就職手当の申請の流れ

※私の場合はこんな感じでした。

上記流れに沿って、1つ1つ解説いたします。

①雇用保険受給資格決定日

会社を辞めたら、まずハローワークへ、雇用保険の受給資格を貰うための申請をしましょう。

雇用保険受給資格者は、「基本手当(いわゆる失業手当・失業給付)」を受け取ることができます。

ただし、受給要件が定められていますので、注意してください。

以下、雇用保険の受給要件です。

  • 離職前2年間に被保険者期間が12ヶ月以上必要
    ※そもそも退職した会社が、雇用保険対象でなかったら受給できません・・・
    ※最低1年以上、就職しておく必要があります。
  • 積極的に就職しようとする意思があること
  • いつでも就職できる能力(健康状態・環境など)があること
  • 積極的に仕事を探しているにもかかわらず、現在職業に就いていないこと
とみなす
とみなす

要件クリアしている!よし、ハローワークへ行こう〜!

という方は、以下の、申請に必要な書類があるか確認の上、ハローワークに行ってくださいね♪

  • 雇用保険被保険者離職票(ー1、2)
  • 個人番号確認書類(いずれか1種類)
    ・マイナンバーカード
    ・通知カード
    ・個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
  • 身元(実在)確認書類(①のうちいずれか1種類、①の書類を持っていない場合は②のうち異なる2種類 ※コピー不可
    ①運転免許書、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
    ②公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証明書など
  • 写真2枚(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm✖️横2.5cm)
  • 印鑑
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
    一部指定出来ない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可能です。
とみなす
とみなす

あれ、、離職票だけ未だ届いていない。。。

そんな方もご安心ください。

退職して1ヶ月経過しても離職票が送られてこない場合は、ハローワークに相談して頂ければ大丈夫です◎

私の場合は、「その状況であれば、離職票を待っている段階でも手続きを進めることができるので、離職票以外の書類を持ってハローワークに来てください」とのことでした。
→ハローワークへ行った日:5/10
→離職票が届いた日   :5/14

書類を提出して受理された日が、雇用保険受給資格決定日となります。
私の場合は、5/10 でした!

②待機終了日

雇用保険受給資格が決定して、7日間働いてはいけない「待機期間」があります。

なぜこの期間があるのかというと、失業中ということを、証明する必要があるからです。

この期間中は、少しリフレッシュするのも良いですし、再就職に向けての情報収集をしたり、履歴書を書くために、自分の人生を振り返るなどして有意義に過ごしちゃってください。

待機終了日以降は、アルバイトなどをしても良いですが、後に受給出来る「基本手当」「再就職手当」の日額が減るので、ご注意ください。

③待機期間満了日の翌日から始まる給付制限期間

離職理由によっては、基本手当の給付制限期間が設けられます。

各自に対し、ハローワークから給付制限期間の説明がありますが、ざっくりこんな感じです。

令和2年10月1日より前に、正当な理由無く自己都合で退職した場合は、3ヶ月間
令和2年10月1日以降の場合は、2ヶ月間

私の場合は、2ヶ月間でした!
離職理由を尋ねられた時も、シンプルに「自己都合です」とだけ伝えました。

④最初の認定日

基本手当を受け取れる期間は、90日間〜となっており、前述③の給付制限期間がある方は、給付制限満了後に基本手当の受給が始まります。

ただし、基本手当が振り込まれるためには、定期的にハローワークへ行く必要があり、その日を「認定日」と呼んだりします。

この認定日に、

  • 働く意思は継続してあるか?(就職活動などをしているか)
  • アルバイトをした日などはあるか?

といったことを確認されます。

嘘はつかず、きちんと申告しましょう・・・

とみなす
とみなす

ちなみに、クラウドソーシングでの勤務も報告するように言われました🥵

給付制限1ヶ月経過し、いざ再就職手当の申請

給付制限1ヶ月(=待機期間満了後1ヶ月)が経過したので、再就職手当の申請が行えます。
※制限が無い方や、ハローワークなどからの紹介で再就職した場合は、待機期間7日間が終わったら申請できます。

私の場合、給付制限期間中に、何件か個人的な依頼を受けて作業をしつつ、「再就職するか、このまま独立して事業をするか」を迷っていました。
ハローワークの方に相談したら、「IT系でそういう方はとても多いですが、再就職した方が絶対安心だよ」と言われることもありました。。が、、

とみなす
とみなす

やっぱり、、自由に働きたい!!
再就職手当をMAX受給して、独立しよう!!!

と覚悟が決まったので、早々にハローワークへ、再就職手当申請の流れを聞きにGO〜

※参考までに※
再就職手当の申請にかかった期間は約3日間でした。
6/21 開業届の提出&ハローワークへ再就職手当の申請について聞く
6/22 申請書類を揃える
6/23 申請書類提出

ここまでが、再就職手当申請の流れです。

再就職手当の申請に必要な書類

では、実際どういった書類が必要なのか。

再就職した場合は、以下3点の書類が、1ヶ月以内に必要です。

  1. 採用証明書
  2. 再就職手当支給申請書
  3. 雇用保険受給資格証

独立した場合は、以下5点の書類が必要です。

  1. 再就職手当支給申請証
  2. 雇用保険受給資格者証
  3. 税務署受理印のある個人事業の開業・廃業等届出書事業主控の写し
  4. 事業に必要な資格、技能等の免許証の写し
  5. その他、事業を1年以上継続出来ると思える書類(契約書など)

ちなみに・・・
開業届は、freee開業を使えば、5分ほどで提出終わります◎
契約書の交付は、クラウドサインを使えば、これも簡単に締結できます◎

>>私が実際に提出した書類

よくある質問

3月の半ばに会社を辞め、4月に独立する場合は対象になりますか?

なるかもしれません。

給付制限が設けられない離職理由であれば、最短8日目以降から申請可能です。

会社を辞めたらすぐにハローワークへ行き、雇用保険受給資格決定を受けてください。
そうすれば、給付制限が発生するかどうかが確定します。

独立して従業員を雇う予定はありませんが対象になりますか?

なります。

従業員を雇い入れる か、事業を1年以上継続して続けられることを証明できればOKです。

私自身、従業員を雇っていません。

再就職手当をいくら受給できるか知りたいです。

>>再就職手当の計算

上記で計算してみましょう♪

私自身、計算した数字とほぼ近い金額が振り込まれました。

おしまい

私の場合は、34万ほどの再就職手当を受給できましたが、勤務年数や月給などで個人差があります。
おそらく私は低い方です🤫

書類を提出して2週間ほどで振り込まれました。書類をしっかり準備することが、早期GETのコツでもあります。

再就職手当を受給せず、基本手当を受給しながらのんびりするのもOKだと思いますが、個人的には、定期的にハローワークへ行かないといけないことや、就職活動をしないといけないことが面倒だったので、サクッと独立しちゃいました。。(笑)

独立したいけど、仕事がないから再就職するしかない、、と思っている方がもしいれば、まずはクラウドソーシングに登録して、そこから案件を増やしていくのも全然ありです。

以上、「知らなきゃ損!再就職手当をMAX受給するコツ」でした〜

長くなっちゃいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

受給できるものは頂いて、サクッと次の行動に移っていきましょ〜

おーしまいっ

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