こんにちは。とみなすです。
性に関わる話と、お金の話って、何だかタブーな印象ありますよね。。
ただ、生きるうえでどちらも大事な話です。
今回、そんな「性」から目を背けずに向き合おうと思ったきっかけがありました。
それは、マドカジャスミンさんという方の性病に関するブログです。
何を隠そう、私、性病に感染していました。ガーン
まさか自分が?!
いや、まぁあり得なくは無いけど、え、本当に?
公表することはドキドキしますが、体を大切に出来ていなかった過去の自分や、未来の我が子に向けて
- 性病の恐ろしさを伝えたい
- 自分のことや、周りの人を思いやるとは何だろうと考えるきっかけにして欲しい
という思いを込めて、ツラツラ綴ります。
(ちなみに現在、妊娠はしていません。)
血液検査の結果「クラミジアで陽性反応がでてます」
別の病気のついでに調べて発覚
先日、下記の症状が出たので婦人科を受診したところ、「卵巣嚢腫」という別の病気になっていたことが発覚しました。
- 生理が10日以上続いた
- ズボンに染みるほどの大量のおりものが出た
- 10日以上続いた生理が終わった後も、生理痛のような激しい痛みを感じた
ついでに、今年28歳にもなるくせに、子宮頸がんの検査もしたことが無かったので、血液を採取してもらい、精密検査をお願いすることにしたのです。
さらについでに、血液検査から性病感染なども調べられるということで、そちらもお願い。
まぁ、大丈夫だとは思うけど、
とりあえず検査できるものは色々してもらおう〜
検査結果を受けて、さらに安心感に繋がればいいや〜
そんな思いでしたが、、血液採取から1週間後に婦人科から電話がかかってきました。
クラミジアで陽性が出ています。
omg…..え?本当に?
あんまり詳しく知らないけど、普通にショック。。
ということで、性病の1種クラミジアに感染していたことが発覚しました。
検査で発覚。粘膜の表面と、より内部に進行していた
患者本人しか開けない検査結果の書類もあるそうで、すぐ婦人科へ行きました。
感染発覚してすぐに調べたけど、
結構普通に感染するっぽい!それなら仕方ないわ〜
と、若干軽い気持ちになっていましたが、どうやら違うらしい。
私の場合、粘膜の表面と、さらに、より内部へ進行していたことが分かりました。
血液から検査できる、抗体検査にて初めましての「IgA」と「IgG」
IgAとIgGとは、クラミジアの感染を確認出来る抗体です。
抗体ということは、菌が体に入った時に、
やっつけてくれるヒーロー的な存在だよね?
そうです。
IgAやIgGは、クラミジア感染にかかると陽性となります。
そして、IgAとIgGは感染状態が異なります。
まとめると、こんな感じです↓
私の場合は、IgAとIgGの両方とも+でした。
感染時期は不明、症状は無症状の、最悪コンボ達成
いつ感染したのか分からない上に、もしかすると長い間放置してきたのかもしれない。
ということは、私から今のパートナーや、過去にお付き合いがあった方に感染させてしまった可能性もある。
感染時期が不明で、症状が無症状な最悪コンボです。
自覚がないのは、タチ悪いね。。
症状がある人はどういう症状が出るのだろう?
前提として、男女ともに自覚症状無しで気づかないことが多いです。
症状が出てるとしたら、男女別でこんな感じです↓
■男性の場合
- トイレする時に痛い、かゆい、さらさらな液が出る
- 睾丸が全体的に膨れて、痛い
■女性の場合
- 性器が痛い、かゆい
- おりものの変化
- 不正出血
なんかもう、、無症状だったと思っているけど、
一気に子宮絡みで病気ありすぎて、どれがどの病気の症状か分からんなぁ、、
繰り返しになりますが、自覚症状が無いことが多いので、少しでも気になる方は検査を受けることを強くおすすめします。
女性は婦人科でOKです。男性は泌尿器科へ相談に行くのが良いそうです。
今後の治療方法は薬を飲むだけ
恐ろしいわりには、今回の治療、薬を飲むだけで済むようです。
毎日、朝と夕方の食後に飲んでます。
10日分飲めば、おそらく大丈夫だろうとのことでした。
※進行状態によって個人差がありますので、担当医の指示に従ってください。
お薬代も、400円(国保なので3割負担で、実質120円)と、想像していたより安かったです。
(普段、病院や薬に頼らないようにしていたので、薬代の相場が分からなくて、ドキドキしていました。笑)
もしあの時、検査してもらってなかったら?
子どもを産みたくても、産めない不妊のリスクあり
そもそもクラミジアというのは、クラミジア・トラコマチスという細菌が粘膜に感染することで発症します。
細菌も生き物なので、「俺たちも生きるぜ〜」と日々一生懸命なんです。
「何で人間だけ生きれて、俺たちはだめなんだよ〜!俺らも生きたいぜ〜」と、日々進行。
だから人間側としては、見つけ次第すぐに治療しないと、重症化するまで進行しちゃいます。
進行した結果、男女ともに、不妊の原因にもなってしまうのです。
子宮内膜症や卵管炎など、別の病気の発症につながるリスクあり
これは女性の場合ですが、、放置しておくと私のように「さらに体の内部へ」と進行が進み、他の病気の原因にもなります。
病状が悪化するにつれて、身体とお財布の負担が増えていきます。
私はドケチ人間なので、、そういったお財布事情の観点からも、早期の発見と治療を強くおすすめします。。
自分が性病になって知ったこと
子宮や尿道以外にも、のどが感染することもある
キスなどで感染することは考えにくいですが、、
オーラルセックスが原因で喉が感染することは十分あり得ます。
(咽頭クラミジアと言います。)
近年オーラルセックスへの抵抗が少ない若者が増えており、咽頭クラミジアへの感染も増加傾向があるそうです。。
>>それ、本当に風邪?咽頭クラミジアのことを詳しく知りたい方はこちら(病院の記事に飛びます)
つまり、100%避妊していても、感染することがある
ということは。
100%避妊していたとしても、性病になる可能性はあるということです。
コロナのような、空気感染・飛沫感染はしません。
なぜなら、体液同士での感染なので。。
性病は、かかる可能性高いくせに「放っておいたら治る」が通用しない病気
「クラミジア 自然に治る」で検索したり、医師にも尋ねましたが、「自然治癒する可能性はほぼ0」でした。
かかる可能性高いわりに。。
「病院や薬に頼りたく無い」という考えは、より自分の体を傷つける
発覚のきっかけとなった別の病気「卵巣嚢腫」だけでなく、同じ検診でガン予備軍になっていたことも判明しており、私の子宮は悲鳴をあげていたのです。
病院や薬に頼りたくなくて、「健康に生きる」をモットーに食生活を玄米中心に変えたりしましたが、結局生活を改めるよりも昔のツケが、しっっっっっかり跳ね返ってきたんだと思います。
大前提として、生活習慣を整えることは大事にしつつも、どんな些細なことでも「あれ?」と思うことがあれば、専門家を頼るようにしていこうと、考えを改めました。。
相手を思いやるという行為は、奥が深い
現在日本国内の感染者数は、100万以上と言われています。
検査していない人の感染者もいるだろうから、実態はもっと多いと考えられます。
そんな中、クラミジアに感染するたびに不妊症になる確率は20%ずつ高くなり、「子どもを産みたい!」と思っていても、パートナー同士が共に不妊となっている可能性があるのです。。
>>「20%ずつ高くなる」と書かれていた、病院の記事がこちら
パートナーがいる方にとって、どちらか一方が感染していたら、ほぼもう一方も感染している可能性があるので、もしあなたに感染が分かったら相手の方にも検査をお願いしましょう。
もしあなただけが治療しても、相手が感染していたら、またあなたも感染します。
もしあなただけが治療して相手とお別れすることになっても、相手は病気が進行し、そしてまた別の人への感染を促してしまいます。
相手を思いやる、その一つの大事な手段として、打ち明けづらいことでも相手に話して欲しいのです。。
性病って、ふしだらなイメージが先行していることもあり、
良い気持ちがしない人も多いと思いますけど、、
向き合う勇気が救える命、も多いのです。
学校で習う「思いやり」「性教育」は、自分が体験しないと、深く理解することは難しいのかもしれません。
思いやりって簡単に使える言葉だけど、実行するのは奥が深いなーと感じました。
おしまい
今回、感染が分かって、パートナーにも泌尿器科へ行くようにお願いしました。
まずは、自分自身と、いつも私を支えてくれる大事なパートナーの健康を守りたい、そう思います。
お互いが完治するまでは、体のスキンシップが出来なくなりますが、より、会話を大事にしたり、心のスキンシップが出来たら良いですよね♪
また、血液検査では、色々細かく発見出来るので定期的に行う必要があります。
ベストなのは、病院で直接診てもらうことですが、今は自宅で採血することも出来るようです👀
仕事が忙しく病院へ行けない、病院が怖い、などあると思いますが、ぜひどうか、目を背けずに体の様子と向き合って頂ければ幸いです🌷
長くなりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!
さてさて、、未来の私の子どもは、理解できたかな?。。
健康で過ごすためには、感染リスクを抑える必要があるよね。
そしたらどう行動すべきか分かるよね。。?(笑)
いつかこの話、絵本にしたいな。
それではおしまい〜〜
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