牛乳の作られ方がえぐいので、豆乳派に切り替えた|豆乳の選び方も紹介

健康術

こんにちは。とみなすです。

牛乳。それは小さい頃から親しみのある飲み物。
豆乳。それはある日現れた、よく分からない飲み物。(笑)

この記事は、そんな牛乳から豆乳派に切り換えた私の話です。。
切り換えた理由には、知りもしなかった牛乳のえぐい作られ方がありました。

どんな方に読んで欲しいというのは特にありません。
ただ1人でも多くの人に知って欲しいという思いで書きます。

ぜひ最後まで読んで頂けると嬉しいです🌷

牛乳の歴史

今でこそ牛は普通に食べられ、牛乳をベースに様々な乳製品が出回っていますが、昔は、「牛=神聖な生き物」「牛=労働力となる大切な役畜(えきちく)」と考えられていました。
そのため、殺さずに、牛が持つ脂肪を摂れる乳搾りが盛んに行われていたのです。

日本で初めて牛乳を飲んだのは、飛鳥時代の孝徳天皇だと言われています。
当時は、天皇などの身分が高い人たちの文化であった牛乳は、明治・大正時代以降に広まり出したそうです。

元々、牛乳を飲むよりも、
ヨーロッパではバター
日本ではアイスクリーム
というように、牛乳を加工して作られた乳製品が広まっていました。

食の研究が進むにつれて、アメリカで「牛乳はとても栄養価が高い」という結果が出たことをきっかけに、健康のために牛乳を飲むという考えが出て、日本もその影響を受けるわけです。

戦後の学校給食でも、牛乳を飲むというスタイルを押し付けられていましたよね。

とみなす
とみなす

私も小学校・中学校の給食で牛乳が当たり前に出されていました。

個人的には・・・
パンと牛乳、の組み合わせならまだしも、、お米と牛乳で出る時って、何か気が乗らなかったし、あまりにも飲まされすぎて牛乳が嫌いな時期もありました。(笑)

>>食文化研究者との対談による、日本人が牛乳に親しむようになった歴史を詳しく見る

「牛乳の作られ方がえぐい」とは?

そんな日本人とも親しみの深い牛乳ですが、、どうやら作られ方がえぐいそうです。

牛乳の加工の仕方がどうのこうの、ではありません。

そこには、そもそもの搾り方がえぐいという事実がありました。

とみなす
とみなす

乳搾り体験とかしたことあるけど、、「えぐい!」って感じしなかったよ!ちょっとコツを掴めば、誰でも簡単に絞れるイメージ

母牛は、自分の子牛に母乳を与えられない

本来、自分の子どもを育てるための母乳
人間もそうですよね?

大自然の映像とかを見てると分かりますが、母牛は子牛が生まれると、体をなめて綺麗にしたり、母乳を飲ませたりして、子どもを大事に育てようとします。

しかし、乳搾り体験ができるような場所に行くと分かると思いますが、どの牛も狭い牛舎でぎゅうぎゅう詰めにされて、子どもに与えるはずの乳を搾取されているのが現状です。

母牛は、出産をきっかけに出る乳だけでなく、牛乳をとるために、人工授精で妊娠させられ母乳が取れたらまた妊娠させられ・・・
それを、その狭い場所で永遠に続けられた母牛がどうなるかは、想像に容易いですよね。。

特にオスの子牛は、大きくなっても牛乳がとれないため、母乳をろくに飲ませてもらえず、死亡率も高いそうです。
ちなみにオスの子牛は、少し育つと母親のもとを離れ、肉牛として育てられます。

とみなす
とみなす

改めて自分が口にしていたものが、どういう風に作られたのかを知って胸が苦しくなりました。

乳搾り体験は、牛にとってはストレス?

通常、搾乳は機械で行われます。
乳搾り体験というのは、人間の手で、それぞれの人の強さで、乳を絞られます。

「人間慣れしてるから大丈夫」な牛もいるかもしれないですが、人間の手を通して細菌が付着したら?など考えると、、
子どもの頃、無邪気に楽しんでいた乳搾り体験は、牛にとってストレスだったんじゃないかと思わされます。

想像してみてください・・・
自分の乳をめちゃ引っ張られたり、いきなり触られたり・・・
普通に嫌ですよね。。

搾乳をし続けないと乳房炎という病気になるらしい

365日毎日2回の搾乳をしなければならないそうです。
搾乳しないと、乳房炎という病気になってしまい、牛の命と牛乳ビジネスの両方に危機が迫るわけです。

そのため繰り返しになりますが、ひたすら妊娠させ続けて、搾乳し続けるという悪循環が生まれるのです。

乳房炎とは、微生物の感染によって発生する病気で、糞などに含まれた微生物が原因でというのもあり得ます。
牛に限らずですが、人間にとっても、環境が心身に与える影響って大きいですよね。

母牛が繋がれた牛舎。そこはどういう環境なのだろう。
と調べたところ、以下の動画が衝撃的だったのでリンクを貼らせてください。

こういう場所ばかりでは無いと思いますが、このような環境で、望まない妊娠をさせ続けられる牛のことを思うと、涙が止まりませんでした。

牛乳の代わりに豆乳を。生活に支障無し

えぐい事実を知ったので牛乳飲むの、やめました

とみなす
とみなす

そんな事実を知ってしまったら、もう飲めないよ。。

そう思った私は、牛乳を飲むのをやめました。

それまでは、

  • 寝る前のホットミルク〜♪
  • クリームシチュ〜〜♪
  • フレークに牛乳をかけまくる〜♪
  • ココアに牛乳入れてまろやかに〜♪

と、至るところで牛乳を使っており、常に冷蔵庫に1本入ってないと!っていう感じで、考え無しに牛乳を買っていました。

そんなある日、牛乳の搾られ方がえぐい事実を知ってしまったのです。

豆乳にしたけど生活に支障無いです

牛乳をやめて、同じく「乳」がつく豆乳を選ぶようになりました。

元々、豆乳は苦手でした。
飲まず嫌いというか、豆の食感がそんなに好きじゃなかった時があって、「大豆をすりつぶしたざらざらした変な食感の、後味悪そうな飲み物」というのが豆乳のイメージでした。(笑)

でも、、牛乳はもう飲めない。かと言って、ココアをまろやかにして飲んだり、クリームシチュー作ったりはしたい。
そうなるとやはり「豆乳か?」ということで挑戦してみることに。

すると。あら不思議・・・

構えていたわりに、あっさり飲めちゃいました。

初めは、調整豆乳というのを選んで飲んだのですが、それが豆乳苦手な私にも合っていたようです!

料理にも使えるし、栄養価も豊富な豆乳。
牛乳を飲まなくても、生活に支障が出ないことを実感しました。

豆乳の選び方

どの豆乳が自分に合うのか、選び方のポイントを紹介いたします。

豆乳には、無調整豆乳と調整豆乳がある

豆乳には、大きく分けて無調整豆乳と、調製豆乳という2種類が存在します。

無調整豆乳

原材料が大豆だけで作られています。
「The 大豆!」という感じです。

実際に飲んでいる無調整豆乳

調整豆乳

糖分などを加えて、飲みやすいように調整されています。
大豆感は、薄まっています。

【比較】無調整豆乳は、大豆が豊富

無調整豆乳は、大豆を絞ったものであり、大豆が持つ栄養価をダイレクトに摂取できます。

とみなす
とみなす

大豆ってとにかく健康に良いイメージはあるけど、何が入ってるんだっけ?

大豆には、多くのタンパク質に加え、食物繊維大豆イソフラボンという女性が大好きな栄養が含まれています。

【比較】調整豆乳は、カルシウムやナトリウムなどが豊富

調製豆乳の大豆の量は、無調整豆乳より少なく、調整のために糖分などを混ぜています。
調整過程で、カルシウムやナトリウムなどが入るため、無調整に比べて、大豆以外の栄養が豊富なのです。

とみなす
とみなす

牛乳に近いのは、調整豆乳ですね!

【選び方1】慣れるまでは調製豆乳

豆乳への抵抗感がある方は特に、まず牛乳に近い調整豆乳から初めてみてください♪

豆感が抑えられて、ほんのり甘〜い調製豆乳で豆乳に慣れていきましょう〜

【選び方2】ダイエットしたいなら無調整

無調整の方が低カロリーなので、ダイエットしたい方は無調整豆乳が良いです♪

【選び方3】美容を気にするなら、無調整

大豆には、大豆イソフラボンが含まれています。
その大豆が、より多いのが無調整豆乳なので、美容を気にする方は無調整豆乳がおすすめです♪

とみなす
とみなす

大豆イソフラボン。よく聞くけど、美容にどう良いのか正直わかりませんw

大豆イソフラボンは、女性ホルモン「エストロゲン」に似た働きをする栄養素です。
エストロゲンは、こんな美容効果があります。

  • お肌の新陳代謝をUP!
  • 髪に艶とハリをもたらす!
  • コレステロールの増加を抑える!
  • 女性らしい体作りに貢献!

などなど!
他にも、美容観点以外でも健康の手助けをしてくれる栄養素がいっぱい含まれているので、ぜひこちらもチェックしてみてください。
>>【関連記事】女性に嬉しい栄養素 大豆イソフラボンでトラブル予防

【選び方4】味重視なら、調整

栄養素はぶっちゃけそこまでこだわらないよー!という方!
味重視の方は、調整豆乳はいかがでしょうか?♪

もちろん、無調整豆乳の味の方が好きだという方もいると思うので、試してみながらお好きな方を選んでくださいね〜。

おしまい

以上、牛乳の作られ方がえぐいので、豆乳に変えたという私の、THE日常ブログでした。(笑)

牛乳を全否定しているわけではないのですが、この消費社会のサイクルからは抜けたいなーとは思っています。

私たちが知らないがために無意識で続けている消費
その奥には、どんな仕組みや犠牲を伴っているのか。

私たちはあまりにも多くのものを消費しすぎています。。
そんなに要らないよ。

牛が苦しみながら作った牛乳は、私が限りある人生で働いた仕事のお金で買っていたのです。
言い換えれば、自分の人生で牛の苦しみを買っているようなもの。。

過大表現かもしれませんが、何かを消費するってそういうことだと思うのです。

知らない方が幸せだったのか分かりませんが、知ってしまった以上、後には引けない。
これからも、自分や、少しでも多くの人、動物が幸せに生きれる世の中に貢献できたら良いなーと思いましたとさ!

おしまいです〜

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