【保育園様のロゴ】制作の話|手書きのぬくもりをデジタル化

仕事術

先日、保育園様のロゴ制作に携わらせていただきました!

自分のイラストを、ロゴとして使っていただけるのって、本当に嬉しい、、

改めて、制作させていただき、ありがとうございました!

とても幸せな気持ちになるお仕事をさせていただけて、感無量です…!

この記事では、今回のロゴ制作で学んだことを紹介していきます。

もし、あなたが以下のいずれかに当てはまるのであれば、参考になるかもしれません….!

  • 自施設のロゴを作りたいと思っている
  • イラストでお仕事をしたいと思っている

ぜひ最後まで読んでみてください♪

ご依頼してくださったのは、「もりのくに国際幼保園」様

今回、三重県にある「もりのくに国際幼保園」様からのご依頼で、ロゴの制作に携わらせていただきました!

もりのくに国際幼保園様は、四日市市内の認可・認可外・英会話教室が併設している施設です。

代表の方がとにかく温かい方で、文面だけでも凄く癒やされるのです…

僭越ながら、「この方が運営されている保育園ということは、とてもアットホームで素敵な場所なのだろうな」と思います🌈

ぜひ三重県四日市市にお住まいの方で、お子さんを預ける予定がある方は一度チェックしてみてください(*^^*)

>>もりのくに国際幼保園様のInstagram

ロゴ制作の流れ

一般的には、「修正は○回まで」等の制限が設けられていますが、個人的には相手が納得いく形を追求したいと思っているため、修正を無制限で行っております。

もちろん、少ない回数で完成させることが出来る技量は必要なので、クリエイター側は日々スキルアップをしていきましょう!

もちろん、追求し始めたら、一生かかってしまうこともあり得るので。。。(笑)、制作スケジュールの目安は最初にご提案させていただきます。

想いの共有

代表の方の想いや、

もりのくに国際幼保園が、誰のどういう場所なのか、ということ

ロゴが示す意味

など、想いを共有していただきました。

その上で、ビジュアル面として入れたい要素、色、ロゴを見た人が受け取る印象などを整理してラフに落とし込んでいきます。

ラフ案のご提案

「想い」をもとに、ラフ案を3パターンお出ししました。

ラフの段階で、どこまで作りこむのかは、各クリエイターによって違うのかもしれません・・・

私の場合は、イラストを描き、イメージしやすいように色もいったん入れています。

合わせて、各ロゴの意味を、文章にまとめて一緒にご提案させていただいています。

※今回の1発目のラフ案はこんな感じです↓

ラフ案1

ラフ案2

ラフ案3

ラフをもとに、改めて「ロゴにこめる想い」「表現の仕方(要素や色、形)」などを整理し、ブラッシュアップしていきます。

ラフ案をもとにブラッシュアップ

ロゴは、会社や施設、事業にとっての「顔」になるものでもあり、そこで勤める方々に方向性を示す「みちしるべ」でもある。

とても大切なマークとなるため、代表の方もとても悩まれていました(TT)✨

職員の方と意見を交換されたり、時間を置いてみたり。

他の方向性は何かないか、ベストを追求し、ブラッシュアップしていきます。

クリエイティブな仕事だけでなく、何か決断をしなければならない行き詰まった時は、一晩寝てから考えると良いそうです💡

完成

想いの共有から約1ヶ月後、ついにロゴが完成しました(*^^*)

もりのくに国際幼保園さまの新ロゴ
もりのくに国際幼保園さまの新ロゴ

お顔の表情や、色遣いなど細部まで擦り合わせて出来上がったロゴ。

ロゴに込められた想いが実現・浸透し、もりのくに国際幼保園に携わる皆さまの人生がしあわせなものとなりますように・・・!

納品

以下データ形式で納品させていただきました。

  • illustrator(RGB)
    →WEB用
  • illustrator(CMYK)
    →紙媒体用
  • illustrator(グレースケール)
    →白黒印刷用
  • png(背景白)
    →SNS投稿やアイコン用
  • png(背景透過)
    →背景に馴染ませて使いたい時用

制作を通して得た学びや、感じたこと

AdobeFrescoで描いた絵は、illustratorではRGB形式となる

AdobeFrescoとは、ペイントに特化したAdobeのツールです。

Frescoで描いた絵は、illustratorに転送することが出来ますが、、

現在は、転送されるデータはRGB形式のみとなっており、CMYKに対応させたい場合は、自分で色の調整が必要となります(><)

今回、納品のタイミングでその盲点に気づいてしまうという・・・

ロゴは誰のもの?ガイドラインは、どういう目的で作るもの?

一般的に、ロゴには、ガイドラインが設けられています。

ガイドラインを作ることで、第三者から、ロゴを不当に扱われないようにするメリットがあるのですが・・・

個人的な考えとして、ロゴは、その会社・施設・事業のものなので、クリエイター側が口を出すのはいかがなものか?と思っています。。(笑)

もちろん、ご依頼をいただいた場合はガイドラインも作らせていただきます

今回のロゴは、以下2つの特徴があります。

  • 表情がある
  • 星と建物という、大きく分けて2つの要素がある

そのため、今後、「このシーンでは表情を変えたい」や、「建物に扉をつけたり装飾したい」と思う日が来るのではないだろうか、、

そう思うと、ある程度、ガイドラインには柔軟性を持たせると良さそう、、

と言った、私の意見を共有させていただき、ガイドラインの制作は保育園様にお任せすることになりました🌈

改めて「ロゴとはどういうものなのか」を考えるきっかけともなりましたね…👀

プラスアルファの声かけの温かさ

今回の打ち合わせは全てチャットで行わせていただいたのですが、想いや意見交換だけでなく、いつもプラスアルファの素敵な言葉をかけてくださり、毎回温かい気持ちをいただきました(TT)

電話やオンライン打ち合わせの良い点は、生の声を通して、情熱を受け取りやすい伝えやすいことだと思います。

一方、チャットの良い点は、残ること

いただいた言葉、想いが残り、そこに行けば、いつでも幸せな気持ちになれる・・・

そんな気がします。

次回もし類似案件を受注したらどうするか?

今回、「データ形式」や「ガイドラインの制作有無」など、業務的な面で発見が多くありました。

そのため、次回以降は、キックオフやお見積りを出す時点で、ご説明したり、制作に着手したり・・・をしていきます。

おしまい

イラストに想いを込めるのって、楽しい。ワクワクする。

周りに、素敵な想いを抱えて保育園や会社を経営されている方が、たくさんいらっしゃって、とても良い刺激にもなる。

今回の案件を通して、イラストレーターという職業は、時に、「相手の想いをカタチに出来る素晴らしい職業なんだ」と思いました。

最後になりますが、このような想い・仕事を経験させてくださった、もりのくに国際幼保園さま、ありがとうございました🌟

では〜おしまいっ

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