キャンプ初心者が、クリスマスキャンプに挑んだ話

レビュー

2021年12月25日。

聖なる夜に、私はクリスマスキャンプに挑んできた。

キャンプ初心者が、冬キャンプに初挑戦した、と言い換えることもできる。

冬キャンプは初めてだったため、防寒に使える道具はほとんど持っていなかったため、11月中旬から約1ヶ月かけて防寒対策を行った。

持っていくはずだったリストには、「布団」も入っていたが、、

布団は、日常的に使っているものを持って行こうとしていたため、出発当日の朝に詰める必要があった。

しかし、朝はボケやすいものだ。。

そう、「布団」を、完全に忘れていた。(笑)

夜の防寒対策の要と言っても過言では無い「布団」

これを忘れてしまうなんて。。

はたして、無事、寒さを乗り超えられるのだろうか。。

(お分かりの通り、ブログを書けているので、帰ってくることは出来ている。。)

キャンプ場到着

今回の目的地は、福岡県八女市星野村にある、池の上キャンプ場。

道中のうきは市に入ると、何やら不気味なバス停が・・・笑

落合バス停(星野村への道中の、うきは市にある謎のバス停)

「落合」と書かれている。

何でこんな人形が置いてあるんだろう・・

疑問に思って「落合 バス 人形」と、ググってみても、何も書かれていない。笑

迷宮入りしそうなので、とりあえず今回は無視しよう。。

そんなバス停から、30分ほど車を走らせたところに、池の上キャンプ場はあった。

池の上キャンプ場の入り口らへん

拠点の設営

グランドシートを敷いて、その上にテントを張っていく。

グランドシート

分担して設営していく。

テントおよび設営の構造

※1人でも設営は出来る。YouTubeには、分かりやすい設営動画もあるので参考にしてみてね〜。

今回は、全ての設営が終わるまで、2時間弱かかった。

何故なら、このテントは大人数用なのだ。。笑

非常に大きい。。笑

2人で設営するのは時間が掛かってしまった。。

だけど、中がとても広く、まるでグランピングのような使い方ができるのが楽しい。

テント張り完成!

防寒対策だけでなく、クリスマスを楽しむための飾り付けも、ちゃっかり。

テント内のクリスマスの飾り

ライトは、100均のガーランドライトを使用。

良い感じに飾れているけど、、元々は、テントの内側に沿って飾る予定だった。

だが、テントの内側にライトを引っかけられるところが無かったのだ。。

ここで、まさかのグッズが大活躍!!

活躍してくれたのは、ランタンハンガーだった。

ランタンハンガー

こちらも100均で購入したもの。

テントの中心のポールに、ランタンハンガーを装着。

そのハンガーに、ライトの紐をかけて完成!

いや〜100均のアウトドアグッズ、侮れない。

ランタンハンガーのおかげで、無事クリスマスの飾り付けも終わり、全ての設営が完了した。

その他、「濡れた布巾・衣類」「シェラカップなどの食器」を乾かすためにも、ランタンハンガーは使えそうだな〜

宴の始まり

16:30頃から宴の準備。

宴の食材たち

火を起こし、とりあえず1本目は缶チューハイで乾杯。

冷たい缶が、さらに体を冷やす・・・笑

早く温かいものを体にいれたい。

その一心で、飲む。

飲む。

40分ほどかけて缶チューハイが空いた。

以降は、グリューワインをひたすら飲む。

ラプンツェルというグリューワイン

このラプンツェルは、「グリューワインを、史上最高のコスパで楽しむために作られた」と言っても過言では無いほど、美味しいグリューワインで、この大容量が破格の値段で手に入る。

1リットル、1,100円

あり得ない。。

例年、自宅にて、このラプンツェルのグリューワインを楽しんでいたけれど、冬キャンプ・すなわち極寒の中飲むグリューワインは、格別だった…

ワインを飲む前提だったため、食べ物もワインに合うものをチョイス。

  • アヒージョ2種類
  • 明太フランスパン
  • アボカドの刺身
  • フライドポテト
  • お肉
  • 玄米

作り方は、完全にテキトー

中でもテキトーなのは、アヒージョ。

とにかくオリーブオイル・にんにく・鷹の爪を熱し、好きな具材を入れるスタイル。

アヒージョや、メスティンで炊いてる玄米、テキトーな串

具材は、シーフードミックスや、マッシュルーム、トマト、ネギなどを用意した。

残った油を捨てるのはもったいない。

ということで、最後はお米を入れて、パエリア風に。

テキトーだけど、美味しかった。

玄米を炊くのも、かなりテキトーで、吹きこぼれ出したら、火が弱いところに移し、蒸していたらいつの間にか出来上がっていた。

玄米に関しては、どちらかというと、事前準備が大事。

今回は、キャンプ前日の朝から浸水させていた。

前日の朝から浸水させていた玄米

この浸水が玄米にとっては大事。

※玄米についてもっと詳しく知りたいという方は、こちらの記事も合わせて読んで欲しい。

スウェーデントーチで暖かさ倍増

16:30頃から始めた宴も、気づけば18時過ぎ。

辺りは暗くなり、一層冷え始めた。。

そこで、スウェーデントーチで、暖かさを倍増していく。

今回は、池の上キャンプ場の管理室で購入したスウェーデントーチを使用。

(1つ500円〜700円ぐらい。大きさによって金額が異なった。)

※ちなみにスウェーデントーチとは、切り込みが入った丸太に火をつけて作った焚き火のこと。

燃え盛るスウェーデントーチ

「むしろ熱い!」と、離れたくなるほど暖かくなった。

一度火が着けば、ずっと燃え続けてくれるのも良き。。

3時間以上は燃え続けていた。。

終盤になると、丸太が小さくぼろぼろになっていくため、焚き火台の上に乗せると良い。。

終盤のボロボロスウェーデントーチ

2次会の準備

すっかり夜が深くなってきたのでテント内で2次会を行う。

その前に・・・翌日が楽になるよう、できる限り片付けを済ませちゃおう。

ゴミ類は、「燃えないゴミ」「燃えるゴミ」「ペットボトル・ビン」で袋を分けて、テントの外に置く。

ゴミをテントの外に置いておくと、熊などの動物が近くにやってきた場合に、ゴミを漁らせて、テントの中へ襲ってくることを防ぐことができるらしい。

風などで飛ばされないように、おもりを乗せることや、口をしっかり縛ることは怠らないように・・・

就寝時は、ゴミは外にまとめておくと良いらしい

テント内、灯りをつけたり、テーブルを並べたり。

イルミネーションの飾りが予想以上に良い感じになった

幾度となく「家やん。。。」を連呼していた。

役割分担をして、外を片付ける人・テント内のセッティングしたりする人、と分かれることで、スムーズに準備が出来る。

さて、それぞれの準備が終わり、いざ2次会。。

テント内でプチハプニング

テント内では、ガス缶でグリューワインを温めて飲もうと思っていたのだが・・・

なんと。

あまりの寒さで、着火しない!!!!!

つら!!!!!!!!!(笑)

完璧にセッティングしたのに、、

その時の気温は、マイナス6度ぐらいだったかな?。。

ライター、マッチ、それぞれで試したけど、どちらも着火せず。。

ライターは、火が付くものの、ガス缶がうんともすんとも言わない。。

マッチは、おそらくしっけてしまったようで、そもそも火がつかない。。

ガス缶を、カイロや人間の体温で温めてみるも、着火しなかった。

グリューワインは諦めて、シュラフに潜り込もう。。

勝負の夜・・・布団なし氷点下の夜

勝負の夜がきた。

布団無しの、私たちが構えた寝床は、コット+電気カーペット+シュラフの構造。

寝床の構造

他にも、マフラーやアウターなどを掛けたり、ホッカイロをお腹と背中に貼って備えてみた。

電気カーペットを使うために、ポータブル電源も持って行っていた。

ポータブル電源

いざ消灯。

・・・

・・・・・

・・・・・気づいたら寝ていた!!!

寒さに震えることなく眠れた!!!!!!!

布団なくても、いけるもんですね。。笑

夜中3時頃に、テントに何かが降ってきている音で目が覚めたが。。

特に問題なく、夜を越すことができた〜!わーい

そして、最高の朝

朝6時頃、トイレに行きたくてテントを出てみた。

するとそこには・・・

雪に囲まれた我がテント

まさかの雪!!

夜中に叩き起こされた音は、雪が降る音だったのだ。

トイレから戻ってから焚き火を用意し、カップラーメンやスープを食べながら、雪を眺める、最高の朝。

焚き火で沸かしたお湯で、スープやラーメン、コーヒーを楽しむ

雪で遊んだりもして。。

うさぎ雪だるま〜サンタとトナカイを乗せてるver
うさぎ雪だるま〜ソリに乗ってるver

一緒に連れて行くことが出来なかった、なすびくんのことを思い、うさぎ雪だるまを作って遊んだ27歳。

今年28歳になります。。笑

おしまい

初めての冬キャンプ。

火と雪のコントラストも美しく。

寒い時期というのもあるのか、周りの人も少なく。

ゆっくりのんびり過ごすことが出来て、冬キャンプが好きになった。

またすぐ行きたい・・・

興味がある方は、ぜひ防寒対策をして臨んでみてくださいな〜

おしまいっ

コメント

タイトルとURLをコピーしました